「豊洲市場」これからの問題点

「豊洲市場」これからの問題点

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商品コード:9784865461411

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「豊洲市場」これからの問題点

目次

    はじめに

 

第1章   築地に市場ができるまで

問題のルーツは江戸・日本橋魚河岸の性格

魚市場移転もんだいと公設市場設置の機運

米騒動と「中央卸売市場法」

築地市場開設のきっかけは関東大震災

 

第2章   築地市場82年の歴史と盛衰

難航した築地市場の船出

市場を翻弄した戦中戦後の食料事情

卸売市場の機能と役割とは何か

減少する築地市場の取扱規模

市場取引を担う卸売・仲卸・買参人

市場を支える関連事業者

 

第3章   築地から豊洲への長い道のり

扇形の築地市場の功罪

築地市場の再整備事業の限界

大井埋立地への移転構想

築地関係者の大反対と大田市場開場

現地再整備か、移転かで揺れる築地

豊洲への移転決定へ

公的な市場整備は本当に必要なのか

公営市場であることの弊害

 

第4章   情報化・IT化が進む海外市場流通と日本の後進性

市場の情報化・IT化の背景にあるもの

IT化のさきがけ、オランダの花卉市場

シドニー水産物市場(オーストラリア)

オークランド水産物市場(ニュージーランド)

イムイデン漁港市場(オランダ)

世界の潮流に乗り遅れた日本の市場

 

第5章   “出荷源”漁業と卸売市場の関係はどうあるべきか

日本の漁業は崩壊寸前

世界の水産物消費の伸びを支える養殖業

資源回復に積極的な欧米諸国の政策

世界に後れをとる日本の資源管理

成果を上げつつある新潟県のIQモデル事業

漁業再生へのメッセージがない日本の卸売市場

 

第6章   さまよえる豊洲市場のゆくえ

築地市場は豊洲市場より安心・安全か?

世界から取り残される豊洲新市場

郊外に移転することのリスク

説明不足の中央卸売市場会計と損失補てん金

ジャパンバッシングを助長する豊洲市場論争

 

 

あとがき

 

 

【著者紹介】

小松正之(こまつ・まさゆき)

東京財団上席研究員

アジア成長研究所客員主席研究員

 

1953年岩手県生まれ。米エール大学経営学大学院卒。経営学修士(MBA)、東京大学農学博士号取得。77年水産庁に入庁後、漁業交渉官、資源管理部参事官、漁場資源課課長等を歴任。2008〜13年政策研究大学院大学教授。その間、母船式サケマスに関する米商務省行政裁判、ミナミマグロに関する国際海洋法裁判と国連海洋法仲裁裁判に参加。国際捕鯨委員会、ワシントン条約、国連食糧農業機関等の国際会議に出席し、水産業の発展に貢献。生態系総合研究所代表理事、新潟県参与等も務めている。

 著書に、『クジラは食べていい』(宝島新書)『江戸前の流儀』(監修・共著、中経出版)『豊かな東京湾』(雄山閣)、『国際マグロ裁判』(共著、岩波新書)、『劣勢を逆転する交渉力』(中経出版)、『日本人の弱点』(IDP出版)、『世界と日本の漁業管理』(成山堂書店)、『海は誰のものか』『なぜ日本にはリーダーがいなくなったのか?』『日本の海から魚が消える日』『日本の捕鯨外交』(以上マガジンランド)ほか多数。